0歳児が卵を食べて嘔吐!蕁麻疹の出ないアレルギー『消化管アレルギー』とは?その後の離乳食の進め方について

子育て
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こんにちは(*’▽’)

ゆいちゃんのママです!

 

今日はゆいちゃんが生後7ヵ月の頃、卵を食べると嘔吐してしまうという症状が続いたお話をしたいと思います。

ゆいちゃんは生後5ヵ月の終わり頃から離乳食を始め、しっかりと手順通り順調に進んでいました。

そして7ヵ月でいよいよ卵に挑戦です🥚

しかし、順調に見えた卵への挑戦が、ある日大変な事に(>_<)

卵を食べるてしばらくすると、まるでマーライオンの様に大量に嘔吐するようになってしまったのです💦

ゆいちゃんは現在2歳3ヵ月、今ではもりもり卵も食べられるようになりました!

嘔吐の症状が続いてから、どのようにして卵を食べられるようになったのかをお話ししたいと思います。

 

先に言っておきますが、ゆいちゃんは当時のアレルギー検査では、卵白・卵黄ともに陰性でした。

今日お話しするのは、“アレルギー疾患ではないのにアレルギー症状が出た”お話です。

私が行った離乳食の進め方は、“アレルギー検査後に陰性だった場合のみ”ですので注意してください!

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離乳食の正しい進め方

初めての子育てでコロナ過ということもあり、離乳食の進め方や作り方など教えてくれる人もおらず。

育児雑誌やネットを読み漁り、自分なりに手順をしっかり踏んで進めてきたと思います。

 

簡単に離乳食の進め方のポイントをあげるとするならば、この4つが大切かなと思います。

基本中の基本ですね!

①かかりつけの小児科の診療時間内に食べさせる。

もしアレルギー症状が出てしまった時のために、必ず診療時間内に食べさせます。

病院がお休みの日は新しい食材は食べさせません。

②初めて食べる食材は少量からスタートし、徐々に量を増やしていく。

食べた量によってアレルギーが出ることもあるため、最初は小さじ4分の1程度の量からスタートします。

症状が出なければ次の日から徐々に量を増やします。

③初めて食べる食材は1回につき1種類のみにする。

どの食材でアレルギーが出たかが分かるように、初めての食材を使う場合は1回の食事で1種類のみにします。

④授乳前に食べさせる。
ただでさえ食べないので、少しでも口を開けてもらうためにお腹が空いている状態で食べさせます(;^ω^)

 

離乳食のメニューは最初はお粥だけでOKですが、野菜やお肉を徐々に進めていく必要があります。

そうすると何をどのような組み合わせで作っていけばいいのか悩みます。

離乳食メニューに迷った時は3つの栄養素を軸にして考えると簡単です。

3つの栄養素とは、「炭水化物」、「ビタミン・ミネラル」、「タンパク質」この3つです!

  • 炭水化物…お米、パン、うどん、じゃがいもなど
  • ビタミン・ミネラル…野菜、果物
  • タンパク質…卵、魚、肉、豆腐、納豆など

この3つの中から一つずつピックアップしていけばOK♪

面倒な時は全部混ぜてスープにしたり、ご飯に混ぜたりすれば楽です(*’▽’)

突然の嘔吐から卵克服までの道のり

こんな感じで順調に離乳食を続けてきて、生後7ヵ月を過ぎた頃、突然嘔吐するようになったのです💦

嘔吐するタイミングは、離乳食を食べてから約3時間後です。

ゆいちゃんはこの頃あまり離乳食を食べてくれず、白米かうどんの慣れた物しか口にしませんでした。

その為、大好きな炭水化物に肉や魚、野菜も混ぜて食べさせていたのですが、この頃のブームだったうどんを食べた時だけ嘔吐している事に気が付きました。

うどんが好きで、うどんの日はいつも以上に食べるので、最初はただの「食べ過ぎ」だと思って気にもしていませんでした。

しかし、うどんの量を減らしても吐き続ける様子に異常を感じ、原因は食べすぎじゃないのでは!?と思うようになりました。

赤ちゃんは良く嘔吐するものですが、この頃の嘔吐の量は凄まじく、まさにマーライオン(;´∀`)

この吐き方…ちょっと普通じゃないな!?という事で、原因が分からないので離乳食を改めて慎重に見てみました。

もしかして原因は”卵”では?

ゆいちゃんは嘔吐する日、必ずうどんを食べていました。

うどん単体ではなく、魚や野菜、卵も混ぜる場合もありました。

ちなみに全て順序通り進めており、アレルギー症状は出ていない食材ばかりです。

しかし食べすぎが原因じゃないとすると、次に疑った物は『卵』でした。

 

ちなみに卵の進め方はこんな感じ。

①初めては固ゆでした卵黄のみを、耳かき1杯程度の量から始めます。

②離乳中期(7~8ヶ月頃)…卵黄1個~全卵1/3個

③離乳後期(9~11ヶ月頃)…全卵1/2個

④離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)…全卵1/2~2/3個

こちらの量を食べられるように進めます。

 

ゆいちゃんは当時7ヵ月で、卵黄半分はクリアしている状態でした。

これから卵白に挑戦というタイミングだったので、卵白に接している部分の黄身を食べさせていました。

ということは、アレルギー症状が出る可能性のあるもの、うどんじゃなくて卵やん!!!

 

どうしてすぐ卵を疑わなかったのかというと、食物アレルギーとは蕁麻疹などの湿疹が出る物だと思い込んでいたからです。

周りの先輩ママさんも、蕁麻疹が顔に出てきて焦ったとか、急に泣き出して着替えの時に蕁麻疹に気が付いたとかを聞いていたので、蕁麻疹は絶対だと思っていました。

 

それに比べてゆいちゃんは嘔吐のみ。

しかも吐くだけ吐いたらスッキリ✨とても元気に復活するのです(;´∀`)

こんな事で病院に行っていいものか…、赤ちゃんにはよくある事ですって言われたらどうしよ~このコロナ過に迷惑かな~とか考えてしまって、なかなか受診に踏み切れず。

小児科を受診しアレルギー検査をする

確か3回目の嘔吐で受診を決意し、すぐにアレルギー専門の先生のいる病院を探しました。

ゆいちゃんは身体が丈夫すぎて風邪もひいておらず、健診以外ではあまり病院へ行った事がなかったのでドキドキ(;´∀`)

普通の小児科だったので病院内には風邪をひいた子がたーくさん( ゚Д゚)!

冷えピタ貼った子がゆいちゃんの可愛さに頭をなでなでしてくれたりと、ヒヤヒヤしながら待ちました(;´∀`)

 

超早口の先生で正直何言っているのか分からないくらいのスピードで診察は終わり、アレルギー検査をすることに。

まずは検査項目をみて、何を調べるのか決めます。

今回診てほしいのは卵ですが、せっかくなので色々調べていただきました!

検査項目は大きく分けてこの2種類でした。

  • シングルアレルゲン…スギ、ハウスダスト、ダニ、ミルク、小麦、卵など
  • マルチアレルゲン…イネ科、雑草など。

 

結果アレルギーの出やすい物はほとんど調べてもらえることに♪

0歳なので採血はしないだろうと思ったらまさかの血液検査だった💦

悪戦苦闘しながら採血して結果は一週間後…。

 

そして再び病院へ。

卵のアレルギー検査の結果は”陰性”でした。

そして卵以外も全て陰性👏

 

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原因は『消化管アレルギー』だった!

やっぱりアレルギーじゃなかった???

いえ!やっぱりアレルギーだったんです!

これは『消化管アレルギー』といって、新生児や乳幼児に発症しやすいと言われている食物アレルギーで、かゆみや蕁麻疹がないことが特徴です。

食物摂取の数時間後、長い場合は翌日以降に嘔吐、血便、下痢、また体重が適切に増えないなどの症状がみられます

やはり蕁麻疹などが出ないのでアレルギーに結び付きづらく、注意が必要なんです!

このような症状があればすぐに医療機関を受診してください!

 

しかし、たまたま他の嘔吐の原因と、卵を食べた日が重なっただけかもしれないので、この時点では確実に消化管アレルギーと決めつける事はできないみたいでした。

だからと言って気は抜けず、アレルギーには真剣に向き合う必要があります。

先生と卵の進め方の相談をします。

ここからはゆいちゃんの場合の進め方なので、同じ状況の方がいらっしゃったら必ず医療機関を受診して診てもらってくださいね!

今後の卵の進め方

まずは「卵ボーロを食べてみて」と勧められました。

卵ボーロには全卵が使われているので、これで同じ症状が出ればアレルギーだと思われます。

実際、食事での卵は大丈夫でも、卵ボーロではアレルギーが出てしまう子は結構多いみたいです。

卵ボーロを与える際はアレルギー症状が出る可能性が高いので、必ず病院が開いている時間に試すことと、強い症状が出てしまった時の為に薬も処方していただきました。

アナフィラキシー症状が生じた場合はすぐに救急車を要請します!

卵ボーロたった1個の事なのに、こええええええ( ;∀;)

 

1粒の卵ボーロがクリアできたら2粒、3粒と増やしていき、5個食べられればクリア(アレルギーではない?)です✨

卵ボーロは作っているメーカーによって使っている卵の量が違うので、試す際は必ず同じメーカーの物を食べさせてくださいと言われました。

 

しかし!問題発生です!

卵ボーロを食べん!!!!!!

相当美味しくないようで、絶対に口に入れさせてくれません💦

ちなみに今もあまり好きではありません(;´∀`)

 

卵の接種は中止になりました(・∀・)笑

とりあえずいろいろ食べられるようになる1歳までは禁止です!

卵に限らず、アレルギーでない限りは離乳食を早めに進めていく方がアレルギー発症については安心です。

「離乳食導入を遅らせない方が、食物アレルギーの発症を抑制できるのでは」という研究発表もされています。

先生には、どうしても卵を進めていきたいならば入院しながら進める事も可能ですが、血液検査の結果から見ても、そこまでしなくてもいいと思いますよ。と言われました。

友達の子で卵アレルギーの子がいるのですが、その子は耳かき一杯分の黄身で大変なことになってしまったらしく、この入院しながらの克服方法を試していました。

家でも食材の分量を正確に測る必要があるので、計りを買い直したりして大変だと言っていました(;´∀`)

大変だ~💦

1歳過ぎて卵克服!

さて、ゆいちゃんは1歳になりましたがどうでしょうか?

1歳のケーキはシャトレーゼで卵不使用の「アレルギー対応ケーキ」でお祝いしました!!

これ冗談抜きでめっちゃ美味しくて、普通のケーキより好きかもしれん!!!

▼詳しくはこちらから♪

【ケーキ編】ゆいちゃん1歳の誕生日!1歳でも食べられる♪乳・卵・小麦不使用のアレルギー対応ケーキの紹介🍰

 

それからしばらくして…ゆで卵に再挑戦🔥

前は大丈夫だったけど黄身から再スタート!

そして徐々に進めていき、卵白に接している部分の黄身もクリア!

そしてついに卵白部分へ…。

普通に卵白が好きではないらしく吐き出すし、食べたか食べてないか分からん(;´∀`)

 

そんな感じで徐々に進めていき、1歳になってからは一度もアレルギー症状は出ませんでした👏

今では余裕で全卵のオムレツとかも食べられます(*’▽’)

お菓子なんかにも卵は使われている物が多いので、卵が食べられないのは大変だよね💦

克服できてよかったです✨

まとめ

今日は嘔吐だけの食物アレルギー『消化管アレルギー』についてのお話でした。

悩んだらすぐに病院です!

アレルギーは慎重になりすぎるくらいが丁度いいと思います!

今回は恐らくアレルギーだったと思いますが、もし違っていても行って良かったと思います。

実際先生に診てもらって、今まで不安だったことが共有できただけですごい安心できました✨

それにアレルギー検査のおかげでその後の離乳食も安心して進められたし(もちろん手順はしっかり守って)、初めて知ることもたくさんあって勉強になりました(*’▽’)

消化管アレルギーの子は結構多いみたいなので、心配なことがあればなんでも病院で相談することをおすすめします!

 

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