こんにちは(*’▽’)
ゆいちゃんのママです♪
今年もやってきましたね~。
何がって、「アリ」ですよ🐜
私は去年の冬からこの賃貸アパートの1階に住んでいるのですが、ここのアパートは春になると家の中に蟻が大量発生するんです💦
新しい建物ではないので仕方がないのですが、蟻が入り込めてしまう隙間がたくさんあるんですね(>_<)
去年もアリ退治にはかなり悩まされたのですが、害虫駆除用のアイテムを使ったりしてなんとか侵入を防ぐことに成功しました!
今日は我が家と同じく部屋の中に侵入してくるアリにお困りの方の為に、アリの駆除方法と侵入対策について解説していきます!
※ここから先はアリの写真があります!苦手な方は注意してください!
アリの種類によって退治の仕方が変わる
家の中で見るアリと言えば、羽アリやシロアリが有名ではないでしょうか?
しかし今日紹介するアリは羽アリやシロアリではなく、普段は家の外の庭などに生息しているいわゆる「クロアリ」です。
羽アリやシロアリは建物の材木を食べる為、建物に被害をもたらす危険なアリとして有名ですが、その他のアリはどうなのでしょうか?
実はその他のアリも、家の中に1匹でも侵入してしまうと厄介なことになるので注意が必要なのです。
家の中に侵入しやすいアリとして挙げられるのは、ヒメアリ、イエヒメアリ、ルリアリ、トビイロケアリなどです。
どのアリも体色は茶褐色や黒色で、大きさは比較的小さいサイズの2~4㎜程度です。
アリの種類は虫の死骸などを運んで巣に持ち帰る習性のある「雑食性」と、溶けた砂糖などの蜜を好む「吸蜜性」の2種類に分けられます。
この「雑食性」と「吸蜜性」のアリは、それぞれ駆除方法が異なります。
その為、部屋の中にアリを見つけたら、まずはアリの種類を見分けることが大切になります。
各アリの写真は直視できないので種類は自分で調べてね!笑
雑食性のアリ
雑食性のアリはミミズや虫の死骸を好んで食べ、食料を巣まで運ぶタイプのアリです。
民家周辺に生息している事が多い為、家の中へ侵入してくることも多いです。
雑食性のアリは家の中に侵入すると、家中のありとあらゆる食料に群がるように発生します。
人間に噛みつくこともあり、噛まれた部分はかゆくなったり、腫れたりする事もある為注意が必要です。
アリの種類によっては、布系の物をかじる習性のあるものがいたり、電化製品の中に巣を作るという特性をもっているものもいます。
吸蜜性のアリ
吸蜜性のアリは雑食性と違い、砂糖や蜜を好んでなめる習性があります。
食料を運ぶ習性は弱く、その場で蜜を舐めて巣に戻ります。
花やアブラムシから出る蜜を舐める為、雑木林など緑のあるところに多く生息しています。
吸蜜性のアリは蜜を分泌してくれるアブラムシやカイガラムシを保護し、繁殖を促すこともある面白いアリです。
日本でよく見る吸蜜性のアリは人間に直接的な害を与えることは稀ですが、噛まれると痛みを感じたり、子供が噛まれると皮膚に異常が現れる場合もあるので注意が必要です。
アリの種類によっては、外壁などの木材の腐敗した部分に巣をつくる場合もあります。
アリの侵入経路を探る
アリの種類が分かったら、次はアリの侵入経路を探ります。
家の中に侵入してくるアリの目的は食料です。
外で見るアリは、虫の死骸を運んでいたり、落ちているお菓子などの食べ物に群がっていますよね。
家の中でも同じで、落ちているお菓子のカスや放置されている生ごみ、砂糖や調味料もアリの餌になります。
雑食性のアリの場合、家に住み着いたシロアリやハエなど、自分より体の大きな虫も餌にします。
家の中に虫が発生している状態で放置している場合もアリを呼び寄せる原因になるので注意しましょう。
まずはこういった食べ物の始末をしっかりとして、アリが侵入すること自体を防ぐようにします。
食料を求めて家の中に侵入してくるアリたちは、一体どこから入ってくるのでしょうか??
アリは小さいので、家中どこでも小さな隙間があれば侵入することが出来てしまいます。
配管の隙間、窓、網戸やサッシの隙間、壁の隙間などが主な侵入ルートで、壁を登って2階から侵入することもあります。
とは言っても、家の中にいるアリがどこから侵入しているのか探るのは簡単な事ではありません。
我が家でアリが出現した場所は、リビング、キッチン、寝室、廊下、洗面所、洋室…ほぼ全ての部屋にいたんです(;´∀`)
こんな時、まずは一番多くアリが集まる場所をよく観察します。
我が家の場合、必ず大量発生する場所が「廊下」でした。
廊下は玄関から続いているので侵入口は玄関かと思ったのですが、不思議なくらい玄関にも玄関を出た先にもアリの気配はありません…(´・ω・`)
分からない場合はとにかく、アリが巣に戻る瞬間を捉えるしかありません💦
廊下で大量のアリを観察していると、何匹かが壁の隙間に入っていきました!
この時はアリが壁の中に巣をつくっているなど聞いたことが無かったので結構ショックでした笑
隙間の開いた壁はこんな感じになっています。
昨年廊下の壁の隙間に薬を撒いたからなのか、今年のアリさんはリビングの壁の隙間から侵入してきた様子でした(;´∀`)
アリが多く出る季節はまだ先なので、今年もどうなるか分かりませんが…。
ちなみに我が家に大量発生したアリは、恐らく吸蜜性の「トビイロケアリ」です。
吸蜜性のアリは食料を巣へ持ち帰らない為、ただただ家中をウロウロしているだけで侵入経路を辿ることが難しいのです💦
もしアリの種類が雑食性だった場合、食べ物を持ったアリを追いかけていけばすぐに侵入経路を見つける事が出来るはずです!
アリ退治グッズを上手く活用しよう!
アリの侵入経路が分かったら、早速ホームセンターへGO💨
アリ退治用のグッズがたくさん売っているので、必要な物を揃えましょう♪
ここでポイントになるのが、「家に侵入してきたアリの種類」と、「侵入してきた場所」です。
この2点が不明のままアリ退治グッズを購入すると全く効果がない場合があるので、お金と労力の無駄になってしまいます。
家の中に侵入してきたアリを退治するだけでは、次の日別のアリが隙間から侵入してきてしまって意味がありません。
アリ退治には、「アリの侵入口を塞ぐ」又は、「巣ごと退治する」方法が最も効果的です!
ここからはアリ退治用のグッズを使ってアリの侵入を防ぐ方法と、アリの巣を退治する方法をいくつか紹介します(*’▽’)
屋内用ベイト剤
アリの毒となる餌(薬剤)を家の中に置いて、巣に持ち帰らせる退治方法です。
持ち帰った薬剤は巣の中の仲間に分け与えられるので、巣ごと全滅させることができます!
有名なベイト剤には、アースの「アリの巣コロリ」などがあります🐜
家の中でアリが大量発生!しかし「アリの巣コロリ」を置いたら一瞬で退治することが出来た!
なんていう口コミが多数あり、アリア退治最強グッズとしてお馴染みです。
アリの近くに置いておくだけでアリが勝手に毒を巣に持ち帰ってくれるので、わざわざ侵入口や巣を探す手間がかからない事が人気のポイントです。
しかし、ベイト剤を使う際にはいくつか注意点があります!
ホームセンターなどで実際に見てみると分かりやすいのですが、ベイト剤には種類がたくさんあります。
家に侵入してきたアリの種類や、巣・侵入口の場所などで買うべきベイト剤は違います。
☝ベイト剤を選ぶポイント
- 室内用・野外用で使い分ける
- アリの種類に対応した物を選ぶ
- アリの好むサイズの薬剤を選ぶ
などなど。
まずはベイト剤を室内に置くのか、それとも外に置くのかで選びます。
我が家の場合はアリの巣が壁の中だったので、ベイト剤は室内用を選びました。
アリが外から侵入しており、その経路が分かっているのなら、巣の近くに屋外用のベイト剤を置くと良いですよ(*’▽’)
室内用のベイト剤を試しにベランダに置いておいたら、湿気や雨で薬が固まってしまったり流されてしまったりで全く意味なしでした(;´∀`)
続いて、アリの種類によって効果のあるベイト剤は違います。
雑食系のアリの場合は何でも食べて巣に持ち帰るので、ベイト剤はとっても効果的です。
しかし、吸蜜性のアリはその場で蜜などを吸ってから帰るため、巣に持ち帰る用の顆粒タイプのベイト剤を置いても意味がありません。
実際私も最初はアリの種類を調べずにベイト剤を購入してしまった為、大量発生しているアリの中にアリの巣コロリを置いても誰も興味を示してくれなくて不思議に思っていました(;´∀`)
そこで、吸蜜性のアリさんには”ジェルタイプのベイト剤”を選びましょう!
アリの巣コロリには顆粒タイプとジェルタイプの2種類が入ったベイト剤も販売されているので、どちらにするか迷ったら「スーパー アリの巣コロリ」を購入することをおすすめします!
最後に薬剤のサイズです。
こちらは雑食性のアリさん限定ですが、アリの種類によって好みの餌のサイズがあります。
小型のアリが食いつく小さなサイズの餌には、大型のアリは喰いつきません。
アリによっては効果が出ない場合もあるので、ベイト剤を購入する前にしっかり調べましょう!
殺虫スプレー
アリ用の殺虫スプレーも存在します。
アリ用の殺虫スプレーでなくても退治することが出来ますが、通常の殺虫スプレーは噴射の勢いが強すぎるため、退治する前にアリを吹き飛ばしてしまう場合があります。
噴射の勢いが弱いものや、広範囲に噴射できる物もあるので、自分の使いやすい物を選びましょう(*’▽’)
殺虫スプレーにも室内用・屋外用があるので注意してください!
殺虫スプレーはアリに直接吹きかけるだけでなく、アリの侵入口に吹きかけても効果を発揮してくれます。
昨年我が家は、この殺虫スプレーでアリ大量発生問題を解決しました!
アースの「虫こないアース あみ戸・窓ガラスに」です!
こちらはアリ用ではなく、アリの為に買ったわけでもないのですが、たまたま家にあったので使ってみたって感じです(;´∀`)
この殺虫スプレーを網戸や窓ガラスに噴射しておくと虫が寄り付かなくなります。
この殺虫スプレーを、アリが侵入していると思われる壁の隙間に噴射しました。※網戸・窓ガラス用なので、床や壁に噴射する際は自己責任でお願いします。
スプレーがかかったアリはすぐに死んでしまい、アリに対しての効果もしっかりあるようです。
このスプレーを吹きかけた場所には一切アリが現れる事はありませんでした✨
シャワータイプの殺虫剤
シャワータイプの殺虫剤は屋外用のみです。
巣の場所を特定できた場合、巣に直接かける事で巣丸ごと退治することが出来るので効果的です。
正確な場所を特定できなくても、巣の周辺であれば効果を発揮してくれます。
シャワータイプの殺虫剤は撒きやすいので使いやすくておすすめです。
トビイロケアリ退治までの道のり
それでは我が家に大量発生したトビイロケアリ(たぶん)との戦いと、退治までの道のりをお話ししたいと思います(*’▽’)
まず、発生しだしたのは昨年の4月下旬~5月の上旬です。(ちなみに今年も出現したのですが昨年よりもはるかに数が少なく、殺虫スプレーを撒いただけで今の所はいなくなってしまいました。)
我が家は賃貸アパートの1階ですが、ある日突然、廊下にアリが大量発生!!
Gも出たことが無かったのに、突然の大量のアリにゾッとしました( ;∀;)
どうしていいのか分からず、とりあえずはティッシュで一匹ずつ退治…。
しかし数時間後、またどこからともなく湧いてくるアリたち。
次の日の朝、その数は更に増え、これはただ事ではないと焦り出す(;´∀`)
廊下だけに発生していたアリたちはリビング、寝室、洗面所にも現れるようになり、まだ1歳だったゆいちゃんが寝ている上にも歩いている始末( ;∀;)
すぐにアリ退治用のグッズを購入するため薬局へ行き、アリの巣コロリを購入しました!
しかしこの時はアリの種類も調べずに購入したため、アリの大群の中にアリの巣コロリを置いても全く反応してもらえず…笑
中に入って物色しているアリは2匹ほどいたものの、すぐに出て行ってしまってアリの巣コロリ作戦は失敗に終わります。
更にまだ小さかったゆいちゃんはアリの巣コロリに興味津々で、持ち上げてしまって薬剤がこぼれたりとかなり危険でした💦
小さな子供のいる家庭では、手の届く場所に置くことは危ないのでおすすめできません(>_<)
こうなったら侵入口を塞ぐしかない!ということで、アリさんがどこから侵入してきているのか探るため、何分も観察し続けました(゜-゜)
しかし、ウロウロしているだけで侵入口は結局分からず…。
ネットでは食べ物を運んでいるアリを追いかければ侵入口が分かると書いてありましたが、我が家のアリは吸蜜性だったので誰も何も運んでいませんでした。
そこで、入ったり出たりを繰り返している壁の隙間を侵入口という事にして(実際にそうだった)この隙間に殺虫スプレーをかけてみました!
築年数が結構経っているので我が家の壁は隙間だらけ。
どの隙間から侵入してきているのか分からなかったので、とりあえず廊下の壁の隙間すべてにスプレーを噴射しました。
家の中に侵入していたアリも全て退治して、とりあえず一匹もいない状態になりました。
あんなに大量発生していたアリが1匹もいなくなった✨
すぐに出現してきていたありが何分経っても現れない!大成功です!!
しかし!!!!!
安心してリビングに戻ってビックリ!!!!( ゚Д゚)
今度は廊下ではなくリビングでアリさん大量発生💦
今までリビングでは数匹しか見かけなかったのに、廊下の壁の隙間を塞いだ瞬間に移動したんです💦
それも廊下に大量発生していた数より多く、いつもゆったり歩いているアリたちが何やら慌てている様子でわちゃわちゃ動き回っていました( ;∀;)
侵入口は廊下の壁じゃなかったの?とも思いましたが、廊下の壁を塞いだ瞬間のこれなので何か影響はあったのだと思います。
リビングに大量発生したアリさんの数匹が、ベランダへと続く窓枠にある小さな隙間に入っていくのを旦那が発見!
殺虫スプレーを窓側の壁の下側全体に噴射しました!!!
可哀想だけどリビングで大騒ぎしているアリさんも1匹残らず退治して、とりあえずアリはいなくなりました。
次はどこで大量発生するのかしばらくビクビクして過ごしましたが、それ以降は家の中でアリを見かける事はなくなりました。
これで我が家のアリとの闘いは終了です(;´∀`)
まとめ
今日はアリが家の中に侵入してきた際の対処方法についてお話ししました!
私は専門家ではないのでもしかしたらもっと簡単な解決策もあるかもしれませんが、素人なりに解決に導けたので参考までに(;´∀`)
アリがどれだけ大量発生しようと噛まれない限りは人間に特に害はないのですが、やっぱり家の中に虫がいるのって気持ちの良いことではないですよね。
この件でアリについて調べたり動画を見たりして、結構アリの生態について勉強することもできました!
アリって面白いですよね!働きアリのみんなを退治するのは結構可哀想なのですが仕方ない(>_<)
アリ大量発生から1年経って、これから先またアリが侵入してくる可能性はかなり高いので気を付けなければ。
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